「介護をしてみよう」と思い立ち、便利な街から小さな離島へ

・氏名 安西 陽加

・部署 北のおひさま グループホーム

●今の仕事内容は?

起床や就寝のお手伝い、入浴介助、調理、服薬介助などです。

利用者様ができること(洗濯物を干したり畳んだり、野菜の皮を剥いたり、裁縫したり、一句詠んだり…)はどんどんしていただきます。ご利用者にとっての「かつての、いつもの生活」ができるお手伝いをします。

●入社を決めた理由は?

実家が茨城で、私は千葉で一人暮らしをしていました。

認知症の祖母(母方)は小豆島で一人暮らしをしており、今は亡き祖父は、要介護5で施設で寝たきり生活をしていました。

そのような状況で、母親が「島に行く」と言ったのがはじまりです。

私もその頃、街での暮らしに疲れてきており、田舎を求めてひとりで四国方面に旅行へ行ったりしていました。「島で生活したい」と思い始めたタイミングが母親と合致したといえるでしょう。

小豆島での高齢化や、介護職の人手不足の深刻さを目の当たりにし、「自分にできることはないか」と思い介護職にチャレンジすることに決めました。

電車通勤ばかりしていた私は、ペーパードライバーでした。初心者マークを貼り付けて知らない道を不安いっぱいで運転している状況… そんな中サンシャインは場所もわかり易く、すぐにたどり着くことができたのがありがたかったです。

あれもこれも全て、ゼロからのスタートだった私にとって、職員の皆様の、私を迎えてくださった時の笑顔はとても救いだったのを覚えています。

●この仕事でやりがいを感じることや今までに一番心に残っていることは?

利用者様に、あらゆる場面で感謝してもらえたときです。

いろいろな状況でも、利用者様の一瞬の笑顔、一瞬の喜び、一瞬の感謝のために、色々なことを考えています。

一番心に残っていることは、興奮しやすいご利用者が職員の声掛け一つで笑顔になってくれた時にとても嬉しく、やりがいを感じたことです。

●あなたが今チャレンジしていることは?

料理のレパートリーを増やせるように先輩のメニューを参考にしながら頑張っています。主婦の職員の皆様は本当に料理がお上手で、日々勉強になります。

●介護の仕事を目指す方へのメッセージ

正直、綺麗なイメージがない職業だと思いますし、私も最初はそうでした。

しかし、利用者さんに言ってもらえる「ありがとう」という感謝の言葉はとても重みがあり、やりがいにつなげることができます。

ずっと前に、とある施設のベテランさんがおっしゃっていましたが、「とても奥が深いお仕事」です。

まだまだ知らない世界が多く、私も楽しみながら、苦悩しながら、模索しています。

社会福祉法人サンシャイン会

香川県小豆島で高齢者福祉サービスを中心に展開している社会福祉法人です。

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